2025.1.25更新
昨年に引き続き同じテーマのPARTⅡとして開催します。かつてどこにでも見られたけれど、
気がつくとなくなってしまった大正・昭和の風景や産業遺産を取り上げてパネルで紹介します。これらのモノや風景と一緒に、私たちは、かつての大正・昭和時代にあったぬくもりや人との
つながりなど大切なものも捨て去ったかもしれません。懐かしい街の風景や大正・昭和の暮らしから、便利になりすぎた現代の生活を見直し、今に活かしたい。
主催:中部産業遺産研究会
共催:公益財団法人 名古屋まちづくり公社 名古屋都市センター
後援:愛知県教育委員会、名古屋市、名古屋市教育委員会
助成:公益財団法人 大幸財団
◆会 期:2025(令和7)年1月28日(火)~2月16日(日)
休館日:2月3日(月)、10日(火)
◆開催時間:10:00~17:00
◆観覧料:無料
◆会 場:名古屋都市センター(金山南ビル内) 11階「まちづくり広場・企画展示コーナー」
※金山南ビルは、金山総合駅南口を出て右手の複合高層ビルです。
◆会場へのアクセスなど(問い合わせ先)
名古屋市中区金山町1丁目1番1号 金山南ビル内 名古屋都市センター
名古屋都市センターホームページ
◆[体 験]会期中、計算尺・手回し計算器の体験ができます。
展示(パネル)内容
Ⅰ 街の風景
1 | 名古屋市水道 | 名古屋の発展を支えた「縁の下の力持ち」(1) | 名古屋市上水道110年の足跡 |
2 | 名古屋市水道2 | 名古屋の発展を支えた「縁の下の力持ち」(2) | 名古屋市上水道の現在 |
3 | 東山給水塔 | 災害対策の給水施設としと再利用 | 名古屋市初の高架水槽で配水・東山配水塔 |
4 | 稲葉地配水塔 | 塔のまわりに円柱を配しギリシャ神殿風外観に | 演劇練習館に再活用の旧稲葉地配水塔 |
5 | 名古屋テレビ塔 | 戦後復興のシンボルとなった名古屋テレビ塔 | 名古屋テレビ塔70年の歴史と活用策 |
6 | 愛岐トンネル | 昭和の汽車旅と愛岐トンネル群 | 産業遺産を未来に |
7 | 人造石 | 人造石護岸が今も名古屋港を守る | 服部長七の人造石工法 |
8 | ナトリウムランプ | 昭和のトンネルの明かりは黄色だった! | 透過性、経済性に優れた低圧ナトリウムランプ |
9 | 名駅界隈 | 「名駅」は交通・ビジネス・カルチャーの街 | 名古屋駅界隈の風景 |
10 | デリック | 名古屋の木材業を支えた力持ち | 名古屋の運河沿いのデリック |
11 | 跳上橋 | 名古屋港の名物、上がったままの跳上橋 | 綿花輸入のための鉄道可動橋 |
12 | 大井発電所 | 福沢桃介の木曽川開発の集大成 | 運転開始100年を迎えた大井発電所 |
13 | 名港火力発電所 | 築港の3本煙突と親しまれた名港火力 | 戦中戦後、名古屋の電力供給を支えた東洋一の火力発電所 |
14 | 百々貯木場 | 矢作川中流域の木材流送を物語る | 豊田市の百々貯木場 |
15 | 円筒分水 | 農業用水を公平に分水する現役施設 | 豊川市の宝地池円筒分水 |
16 | 聚楽園大仏 | 日本初かつ最大の鉄筋コンクリート造大仏 | 至高の職人わざ・(今では誰も出来ない) |
17 | クジラ池噴水 | 市民に親しまれてきた「クジラ池噴水」 | 稀代のコンクリート造形職人・後藤鍬五郎をめぐって |
18 | 武豊転車台 | 鉄道貨車を人力で転向させる施設 | 武豊港駅跡地の直角二線式転車台 |
19 | 自動車運転 | 誰でも運転できる自動車へ! | 昔の自動車運転はクランク棒の始動と手信号 |
20 | 木炭自動車 | 昭和の街角を煙を出して走った自動車 | 木炭・薪自動車 |
21 | オート三輪 | 「オート三輪」の盛衰 | 忘れられた愛知の三輪メーカー |
1 | そろばん | デジタル計算機の元祖 | いま見直されている「そろばん教育」 |
2 | 計算尺 | エンジニアの必須アイテム・計算尺 | 目盛りの狂いを防止する竹製計算尺の出現 |
3 | 手回し計算機 | 手回し計算機、正確な計算を早く楽にやりたい | 日本にはタイガー計算器があった |
4 | 電卓 | 電卓(電子式卓上計算機)、卓上から掌に | 日本は電卓開発で世界をリードした |
5 | 発動機と耕耘機 | 農業の機械化の旗手 | 発動機と耕耘機 |
6 | 養蚕 | 日本の産業の近代化と外貨獲得の主役(1) | 蚕糸業(養蚕) |
7 | 製糸 | 日本の産業の近代化と外貨獲得の主役(2) | 蚕糸業(製糸) |
8 | 自動織機 | 「魔法の織機」と呼ばれたG型自動織機 | 生誕100年を迎えた「トヨタ」の礎 |
9 | 軍手 | 昭和レトロのモノづくり・軍手 | 全自動手袋編機の発明と普及 |
10 | エレベータガール | 職業婦人の新たな進出の場となった | 花形職業だったエレベーターガール |
1 | 真空管 | 日本の受信用真空管の歩み1 | 20世紀の電子機器の発展を支えた真空管 |
2 | 真空管 | 日本の受信用真空管の歩み2 | 真空管の用途 |
3 | テープレコーダー | 取り扱いが簡単・手軽にどこでも録音できる | 消去し何回も録音できるテープレコーダー |
4 | 名古屋放送局 | ラジオ放送開始100年(2025年3月) | NHK名古屋放送局のあゆみ |
5 | 電気の家 | 近未来の理想的電化生活を現物展示 | 三菱電機「電気の家」ご案内 |
6 | レコード | 大正・昭和のモダン音楽を発信 | 日本初の電気吹込みツルレコード |
7 | ラムネ | 夏祭りでラッパ飲みできる人気飲物・ラムネ | ガスの圧力でガラス玉を押し上げて密封 |
8 | 電気炊飯器 | 婦人の家事労働と生活様式を変えた | 日本の発明、自動式電気釜 |
1 | ブラザーミュージアム | ブラザーの家庭用ミシン開発史 | ブラザーミュージアム |
2 | 日本大正村 | 大正浪漫の里を歩く | 恵那市明智町の「日本大正村」 |
3 | 依佐美送信所記念館 | 長波無線通信の時代を拓く | 依佐美送信所記念館 |
4 | 高柳記念未来技術創造館 | テレビジョン技術の父「高柳健次郎」を称えて | 高柳記念未来技術創造館 |
名古屋の水道の歴史、名古屋テレビ塔の歴史と活用や愛岐トンネル群の講演をお楽しみ頂きます。
◆日 時:2025(令和7)年2月9日(日)13:00~16:30
◆会 場:名古屋都市センター(上記参照)「11階まちづくり広場内ホール」
◆参加費:無料
◆定 員:80名(当日先着順、受付開始12時30分)
◆プログラム
講演1 「水でたどる名古屋の歴史」 | 馬渕幸男氏(元名古屋市職員) |
講演2「戦後復興のシンボルとなった 名古屋テレビ塔」 |
大澤和宏氏 (名古屋テレビ塔(株)社長/会員) |
講演3「昭和の汽車旅と愛岐トンネル群 の保存と活用」 |
山田 貢氏(会員) |
◆「講演会」/「パネル展と講演会」のお問い合わせ
担当:パネル展幹事(渡辺治男)daphne597388ybb.ne.jp
※直接メールをする際は、を@に変えてください。