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THE CHUBU SOCIETY FOR THE INDUSTRIAL HERITAGE

2023年度 第18回パネル展と講演会のお知らせ
終了しました 

2024.4.1更新

大正ロマン、昭和レトロのモノがたり 消え去った風景、忘れられた施設

かつてどこにでも見られたけれど、気がつくとなくなってしまった大正・昭和の風景や産業遺産を取り上げてパネルで紹介します。これらのモノや風景と一緒に、私たちは、かつての昭和大正時代にあったぬくもりや人のつながりなど大切なものも捨て去ったかもしれません。懐かしい街の風景や大正・昭和の暮らしから、便利になりすぎた現代の生活を見直し、今に活かしたい。
     
主催:中部産業遺産研究会
共催:公益財団法人 名古屋まちづくり公社 名古屋都市センター
後援:愛知県教育委員会、名古屋市、名古屋市教育委員会

リーフレットのダウンロード

2023年パネル展の詳細へ
 2023年講演会の詳細へ

パネル展 終了しました 


◆会 期:2024(令和6)年1月30日(火)~2月18日(日)
 休館日:2月5日(月)、13日(火)
◆開催時間:10:00~18:00(土曜日・日曜日・祝日は17:00まで)
◆観覧料:無料
◆会 場:名古屋都市センター(金山南ビル内) 11階「まちづくり広場・企画展示コーナー」
     ※金山南ビルは、金山総合駅南口を出て右手の複合高層ビルです。
◆会場へのアクセスなど(問い合わせ先)

名古屋市中区金山町1丁目1番1号 金山南ビル内 名古屋都市センター
名古屋都市センターホームページ
◇[体 験]会期中、土曜・日曜(2月4日を除く)の13時30分~15時30分に、会場でガリ版印刷の体験ができます。

展示(パネル)内容     
Ⅰ.街の風景
1 家庭の飲料水を手軽に確保-堅牢で・運転が軽く・安価な手押しポンプ- 手押しポンプ
2 大正・昭和の原風景-見かけなくなった木製電柱- 木製電柱
3 東の神宮、西の甲子園に負けない本格的な球場を-日本初プロ野球発祥の鳴海球場- 鳴海球場
4 街の風景に溶け込んで走る チンチン電車(路面電車)
5 一世を風靡した“流線形”車両 急行用電車モハ52形、名鉄850系・3400系
6 名古屋城三之丸の外堀の中を走る電車 お堀電車(旧名鉄瀬戸線)
7 運河利用は産業発展の動脈-閘門式は船舶の航行をスムーズに- 運河と閘門
8 水上の貨物輸送の手足
9 ノスタルジックなガス灯の風景-有松・半田に当時の施設- ガス灯
10 昭和レトロの面影をたたえて-わが国陶磁器産業の中枢拠点、名古屋陶磁器会館- 名古屋陶磁器会館
11 人が乗った車を人が曳く 人力車
12 高価な自転車は父の権威の象徴だった 実用自転車
13 暗い夜道を安全に走る 自転車用ランプ
14 天然プールと呼ばれた子どもたちの天国 黒川用水前の分水池
15 大正の広重と言われた吉田初三郎-観光ブームの中で人気を博した鳥瞰図- 鳥瞰図
2.仕事の風景
1 麺どころ名古屋を支えた製麺機 混和機・麺帯機・麺せん断機
2 主要な動力源として大活躍 水車
3 水車による石粉・陶土粉砕機 トロンメル
4 しばしも休まず鎚打つ響き 村の鍛冶屋
5 三州いぶし瓦を焼成した土窯 だるま窯
6 ガラガラと川沿いに、街中に響く音 ガラ紡工場
7 黒煙が繁栄の証だった頃 煙突のある風景・常滑
8 繊維産業の発展が生んだ工業景観 鋸屋根工場群
9 職業婦人タイピストの誕生-和文タイプライターー 和文タイプライター
10 簡易印刷・情報伝達・表現の道具として普及-ガリガリと音が出る「ガリ版」- ガリ版印刷
3.暮らしの風景
1 ラジオ放送100年の記念碑(1)-名古屋に残るラジオ塔- ラジオ塔(1)
2 ラジオ放送100年の記念碑(2)-愛知県に残るラジオ塔- ラジオ塔(2)
3 テレビ放送開始70年の記憶(1)-街頭テレビでプロレスに熱狂- 街頭テレビ(1)
4 テレビ放送開始70年の記憶(2)-民間放送を成立させた街頭テレビ- 街頭テレビ(2)
5 大正ロマンの音色を奏でる-森田吾郎の発明・大正琴- 大正琴
6 光と影が生み出す世界にひとは魅せられる-幻燈:プロジェクション・メディアの原型- 幻燈
7 映画を社会・学校から家庭まで届ける-小型映画とエルモ社- 小型映画とエルモ社
8 ダイナミックな村芝居の演出-農村歌舞伎を支えた「回り舞台」- 回り舞台
9 電気製品は電灯線から使われた-大歓迎された二股ソケット- 二股ソケット
10 「電球交換所」を聞いたことがありますか-電球は会社からの貸付だった- 電球交換所
11 美しさと使いやすさの融合-タイルで生活に彩りを- タイル
12 もはやその姿は家庭では見られない 安全マッチ
4. 大正ロマン・昭和レトロの博物館
1 懐かしの昭和の風景 北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)(北名古屋市)
2 菊武学園におけるタイピスト養成史-ゆかりの学園に設置されたタイプライター博物館- タイプライタ博物館(尾張旭市)
3 郷土の二輪文化の伝承のために 名古屋郷土二輪館(知多郡阿久比町)
4 ラジオ技術100年史を語るコレクション 日本ラジオ博物館(松本市)
5 大正琴の歴史と大正100年館-ユニークな大正琴博物館- 大正琴博物館(駒ヶ根市)
6 名古屋市電に会える”レトロでんしゃ館” 名古屋市 市電・地下鉄保存館(日進市)
7 大正ロマンを代表する画家・竹久夢二 夢二郷土美術館(岡山市)
8 近江商人「堀井新治郎」ガリ版を発明-謄写版発祥の地にガリ版伝承館- ガリ版伝承館(滋賀県東近江市)

講演会   終了しました 


昭和日常博物館の展示やラジオの歴史や見方についての話のほか、大正琴の調べの講演やお話をお楽しみ頂きます。

◆日 時:2024(令和6)年2月4日(日)午後1時~4時30分
◆会 場:名古屋都市センター(上記参照) 11階まちづくり広場内ホール
◆参加費: 無料
◆定 員:80名(当日先着順、受付開始12時30分)

◆「講演会」/「パネル展と講演会」のお問い合わせ
メールでの問い合わせ

担当:パネル展担当幹事(大橋公雄)ohashi2014@mf.ccnw.ne.jp
   ※直接メールをする際は、@を@に変えてください。 

◆プログラム
講演「名古屋生まれの大正琴ものがたり-大正琴の誕生と普及- 」 金子敦子氏(元名古屋芸術大学教授)
講演「昭和日常博物館の展示」 市橋芳則氏(昭和日常博物館学芸員)
講演「真空管ラジオの歴史と見方」 渡辺治男氏(会員)

 これまでのパネル展と講演会 

2022年 パネル展と講演会
2020年 パネル展と講演会
2019年 パネル展と講演会
2018年 パネル展と講演会
2017年 パネル展と講演会
2016年 パネル展と講演会
2015年 パネル展と講演会
2014年 パネル展と講演会
2013年 パネル展と講演会