2022.6.26更新
活かそう身近な産業遺産 〜先人の挑戦をひもとき未来に活かす〜
名古屋を中心にした中京地区は、現在もモノづくり中部とも称されるようにモノづくりが盛んな地域です。産業遺産としては工業化が進んだ近代以降を主に対象としますが、この地域で開発・生産し広く利用されたものには、自動車・陶磁器・織物のほか、ミシン・小型映写機・ガス機器・娯楽機器など現在も身近なものが数多くあります。これらの身近にある事物に着目し、先人の経験や成果などから、これからの時代に活かせる気づきを得たいと思います。また、こうしたことを気づかせてくれるのが博物館でもあります。
今回はトヨタ産業技術記念館や豊田市近代の産業とくらし発見館などの事例を参考に、産業遺産の保存と活用について、常設展や企画展などでの考え方や具体的な取り組み状況を、学芸員の立場からも紹介いただき、意見を交えて、身近な産業遺産を活かしていくための理解を深めたいと思います。
主催:中部産業遺産研究会
共催:トヨタ産業技術記念館
後援:愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会・産業遺産学会
日本産業技術史学会・一般社団法人 日本機械学会
一般社団法人 中部産業連盟・公益財団法人 中部圏社会経済研究所
一般社団法人 中部経済連合会・公益社団法人 日本技術士会中部本部
名古屋工業大学ごきそ技術士会
シンポジウムのプログラムへ
◆日 時:2022年(令和4)年6月26日(日)午後1時~4時50分
◆会 場:トヨタ産業技術記念館 ホールA
◆参加費( 講演報告資料集の代金を含む)
シンポジウム 一般 1,500 円
・中部産業遺産研究会員・後援団体関係者 1,000円
・学生で資料を必要としない場合は 無料(資料が必要な場合は
500円)
※学生証をご提示ください。
*参加費は、受付完了後、お振り込みをお願いします。(当日支払い可能)
※振込先【郵便振替】
口座番号:00880-2-83831
口座名称:シンポジウム「日本の技術史をみる眼」
*個人での振込は申込者の名前でお願いします。
◆定 員:シンポジウム:100名(予定)
*先着順。定員になり次第締め切らせていただきます
*新型コロナウイルス感染防止の観点から定員を減らす場合があります。
◆ お申し込み 以下の「お申し込み」より申し込みください。
(申し込みフォーム画面へ遷移します。)
※申し込みは、郵送でも受け付けています。
*郵送でのお申し込み先 〒470-0213 愛知県みよし市打越町九蔵釜93 加藤 真司 宛
*申し込みハガキには、下記内容を記載(*は必須事項)してください。
①氏名
*
②区分 一般・中部産業遺産研究会会員・後援団体関係者・学生
*
③所属(学生の場合は学校名)
④メールアドレスまたは電話番号
*
・なお「CPD行事参加票」の必要な方はその旨をご記載ください。
*申込に記載の個人情報は、当シンポジウムの運営及び緊急の連絡のみに使用します。
*勤務先等で複数お申し込みの場合は、全員の参加者名をご記入ください。
*「CPD行事参加票」はCPD制度を実施している学協会に所属の方で、必要とされる方に配布するものです。
「日本の技術史をみる眼」についてのお問い合わせ先
担当:シンポジウム「日本の技術史をみる眼」担当幹事(八田 健一郎)
kenhattahm4.aitai.ne.jp
※直接メールをする際は、を@に変えてください。
◇会場へのアクセスなど
名古屋市西区則武新町4丁目1番35号 トヨタ産業技術記念館のホームページ
12:00 シンポジウム受付開始
13:00 開会
13:10〜
基調講演「トヨタ産業技術記念館における産業遺産の保存と活用~学芸員として調査・研究、展示・公開に取り組んだ10余年~」 |
講師 成田 年秀
(トヨタ産業技術記念館 主任学芸員) |
講 演「公的記録、登記等から探る産業遺産の調べ方」 |
講師 杉山 清一郎(会員) |
15:30〜 質疑応答・パネル討議 会場からの意見交換「身近な産業遺産発見と保存活用について」
*ご来場された博物館関係者や学芸員の方にもご意見を求めます。
コーディネーター 天野 武弘(会員)
パネリスト 成田 年秀、杉山 清一郎、
小西 恭子 (豊田市近代の産業とくらし発見館(団体会員) 学芸員)
16:50 閉会
これまでの「技術史をみる眼」
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第38回(2020年)服部長七と人造石工法-産業近代化の基礎づくりを担った土木技術-
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第37回(2019年)日本の自動車120年と刈谷から歩んだ豊田喜一郎のクルマづくり
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第36回(2018年)名古屋テレビ塔の新たな旅立ち-ランドマークとしてのこれまでとこれから
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第35回(2017年)ものづくりとデザイン-産業の近代化とデザインの歩み-
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第34回(2016年)稼働遺産とその活用-新たな展開を求めて-
◆
第33回(2015年)博物館における動態保存のあり方
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第21回(2003年)~第32回(2014年)
◆
第1回案内ちらし(1982年)